反落、ECBの追加緩和見送りが重し=NY金概況
NY金先物12月限(COMEX)(終値)
1オンス=1947.90(-16.40 -0.83%)
金12月限は反落。今週の欧州中央銀行(ECB)理事会で追加緩和が見送られたことが重しとなった。コロナショック後、主要国の中銀は景気下支えのため前例のない金融緩和を実施し、主要国通貨の価値が低減している一方で金の価値が相対的に上向いているが、金融緩和策がほぼ出尽くしとなっていることが金の上値を抑えている。ただ、世界経済の景気見通しは依然不透明であり、金融緩和が長期化するとみられていることから、金は最高値更新後のレンジを維持。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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