アジア株は上げ幅拡大、1兆ドル規模のインフラ支出検討報道で米株先急騰
アジア株は上げ幅拡大、1兆ドル規模のインフラ支出検討報道で米株先急騰
東京時間14:01現在
香港ハンセン指数 24468.18(+691.23 +2.91%)
中国上海総合指数 2915.09(+25.06 +0.87%)
台湾加権指数 11496.89(+190.63 +1.69%)
韓国総合株価指数 2119.12(+88.30 +4.35%)
豪ASX200指数 5953.30(+233.47 +4.08%)
NZSX浮動株50トータルリターン 10998.88(+134.76 +1.24%)
インドSENSEX30種 33795.34(+566.54 +1.70%)
アジア株は上げ幅を拡大、米株先物が大幅高となっていることからアジア株も連れ高に。
トランプ米政権が景気テコ入れで1兆ドル規模のインフラ支出を検討しているとの報道が伝わり、ダウ先物は一時500ドル超上昇した。為替相場でもリスク選好のドル売り・円売りが進んだ。
一方、新型コロナウイルス「第2波」懸念は高まっている。15日、感染者数が世界で800万人を突破した。
経済活動再開や抗議デモを受け米国で感染者が増加、中国北京市では100人以上が集団感染した。ブラジルやペルーなど南米でも感染者が急増している。
ミシガン大学データによるとインドでの感染者数は来月半ばには80万人を突破し、ブラジルを上回る可能性があると予測している。
15日にはフランス、ドイツ、スイスなど欧州が国境を開放した。夏のバカンスに向け観光客が行き来することで欧州でも「第2波」懸念が高まっている。
NZでは24日間連続で新型コロナウイルス感染者がゼロとなっていたが、きょう、約3週間ぶりに感染者2人が確認された。再び感染者が増えると同国での「第2波」到来の可能性も。

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。