【本日の見通し】リスク警戒継続もドル円への波及は限定的か
リスク警戒の動きが広がっている。
もっともユーロドル、ポンドドルでのドル買いが継続。
ユーロは域内での対立構造が嫌気されている。
ポンドはジョンソン首相が新型コロナウイルスで入院しており
強力なリーダーシップが不在になる可能性が懸念されている。
こうした中でドル円だけでドル安円高となる可能性も低い。
ドルひっ迫感は薄れているものの、新興国通貨売りドル買いの流れは継続しており
ジャンク級に落ちた南ア債をはじめ、新興国国債売りからのドルキャッシュへの回帰なども意識され
ドル自体の堅調さも維持されている。
ドル円は108円台でのもみ合いが中心の流れか。
ユーロドルなどは頭の重い展開が続きそう。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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