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【これからの見通し】上海株大幅安が米株に波及するかどうか、きょうはECB理事会

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【これからの見通し】上海株大幅安が米株に波及するかどうか、きょうはECB理事会

 アジア・東京市場は、新型コロナウィルスをめぐる不安材料が多かったことでリスク回避ムードが支配的だった。上海総合指数は一時3%超安となり、人民元相場も下落、あすからの春節連休を控えて弱い動きとなっている。日経平均は235円安と連れ安になって引けた。ドル円は109円台後半でじり安の動き。足元では安値を109.50台へと広げており、クロス円とともに反発の兆しをみせていない。

 きょうは豪ドルが買われた。日本時間午前に発表された豪州雇用統計で失業率が低下、雇用者数が予想以上の増加となったことが背景。豪ドル円は75円台半ばへと買われたが、午後には75円台前半で上値重く推移している。

 この後の海外市場では、アジア時間のリスク回避ムードが欧州株や米株にどの程度の波及をみせるかがカギとなりそうだ。米株先物はダウ平均が60ドル程度の下げと、比較的小幅にとどまっているが、今後の値動きに注意したいところだ。

 きょうは今年初のECB理事会の結果が発表される。金融政策は据え置きとなることが見込まれている。ラガルド体制に移行してからは、金融戦略の根本的な見直しの動きが始まっている。インフレ目標の概念や気候変動への対応などで新機軸が盛り込まれるようだ。きょうのラガルドECB総裁会見からは、前回からさらに踏み込んだ内容が示されることが期待されよう。また、欧州経済の底入れ論が散見されるなかで、仮に従来よりも緩和的な姿勢が示されるようだと、ユーロは意外感から売られる可能性があるかもしれない。足元の経済状況に対するコメントも興味深い。

 その他の経済指標発表予定は、米新規失業保険申請件数(18日までの週)、米景気先行指数(12月)、ユーロ圏消費者信頼感・速報値(1月)など。原油相場にとっては、米週間石油在庫統計が注目される。イベント関連では、24日までダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)が開催される。米企業決算発表は、P&G、トラベラーズ、インテル、コムキャストなどが予定されている。
 
MINKABU PRESS 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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