【本日の見通し】レンジ取引も、上値期待
ドル円は109円台後半から110円にかけてのレンジ取引が基本も、
上値期待の展開に。
新型コロナウイルス感染拡大懸念が後退してきており、ドル買い円売りが入りやすい面も。
同問題を受けてのこれまでの円買いの動きが落ち着いたものとなっており、ドル買い円売りに安心感も。
110円30銭を付けると弾みがつきそうだが、その手前には売り意欲も噂されるところ。
ユーロはECB理事会を控えているだけに、動きにくい。
ラガルド総裁は戦略検証を発表の予定。インフレターゲットの目標値自体の検証や
インフレとその他の目標の分割なども含めて、大きな変更姿勢が示される可能性があり
相場としても神経質なイベント待ちに。
ポンドは利下げ期待が一服していることが買いを誘いそう。一時7割以上、直近でも6割以上となっていた
今月30日の英中銀金融政策会合(MPC)での利下げ割合は55%程度まで落ちてきており
利下げ・据え置きの見通しが拮抗。利下げを織り込みにかかった動きにはいったん調整が入る可能性も。
執筆者 : MINKABU PRESS
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