ドル円もみ合い、豪ドルは軟調=東京為替概況
昨日、トランプ大統領による米中協議の合意を急がない旨の発言などを受けて、米中協議進展期待が後退。海外市場でドル円が108円台半ばを割り込むなど、ドル安円高の流れが強まって迎えた今日の東京市場、。
少し値を戻し朝方は108円68銭を付ける場面も見られたが、米下院がウイグル自治区に対する人権法案を圧倒的多数で可決したことで、リスク警戒の動きが広がり、再び108円台半ばを割り込む動き見られた。そこからの売りは一息も戻りは鈍いものに。
リスク警戒の動きが広がっており、クロス円が軟調。ユーロ円が120円40銭台から120円28銭まで。ユーロドルは小動きに。
豪ドルは軟調。豪第3四半期GDPが予想を下回ったことで売りが出た。昨日の豪中銀金融政策理事会後に入った豪ドル買いの動きを解消する展開に。また、上昇していた豪長期債利回りは上昇分を打ち消して逆に下げる展開。豪ドルは0.6850台から0.6822まで値を落としている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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