反発、年末のOPEC総会に期待=NY原油概況
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=53.36(+0.55 +1.04%)
ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.55~0.57ドル高。その他の限月は0.14~0.56ドル高。
年末の会合で、石油輸出国機構(OPEC)加盟国やロシアなどが来年3月までとなっている協調減産期間の延長を合意すると期待されている。現行の日量120万バレルの減産が強化される可能性も思惑としてくすぶっている。9月の米小売売上高が弱かったことは米景気減速懸念を強めた反面、月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)における追加利下げ期待が高め、相場を支援した。
時間外取引で11月限は前日終値付近で上下しつつ、52.51ドルまで弱含む場面があった。ただ、通常取引開始後は買いが優勢となり、53.74ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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