ドル円、米中通商合意・第1弾との報で108円台半ば。
マーケットコンディション
先週末、ドル円は、米中通商合意・第1弾との報を受け108.63円まで上昇。昨日は、108.38円で始まると、東京時間、108.52円まで買い上がるが、上値が重く108円台前半で推移。ロンドン時間、米中通商合意の第1段階について「中国は合意文書に署名する前に一段の協議を望んでいる」との報道で108.03円まで下押し。NY時間、米株が堅調推移となると、ドル円は108.45円まで上昇し、108.39円でクローズをむかえた。
ドル円、米中通商合意・第1弾との報で108円台半ば。
米中通商合意進展で9/18の高値108.47円を上抜け108.63円まで上昇。米中問題に関しては、懐疑的な見方もあるが、目先は上目線。テクニカル的には、112.39円から104.44円の下落に対して50%(108.41円)を完全に上抜け、61.8%(109.35円)を狙いそうな展開である。その手前に、104.44円-108.47円-106.48円からの上値拡張61.8%(108.97円)が上値目標レベル。109円突破は難しい気がする。
98年日本初のFX事業開始から、Web広告やセミナー運営、リスク管理啓蒙などFX業務全般に携わる。数多くの一般投資家と接しながら、現在、YJFX!にてFXエバンジェリストとして情報配信・FXコラム執筆・セミナー活動等を行っている。