アジア株 中国本土株はプラス圏、台湾株は軟調
アジア株 中国本土株はプラス圏、台湾株は軟調
東京時間11:07現在
香港ハンセン指数 23344.29(-186.19 -0.79%)
中国上海総合指数 3357.43(-2.46 -0.07%)
台湾加権指数 21615.12(-430.62 -1.95%)
韓国総合株価指数 3001.30(-20.54 -0.68%)
豪ASX200指数 8435.90(-69.58 -0.82%)
アジア株は中東情勢を睨み、総じて軟調も中国本土株は後場に入って小幅ながらプラス圏に浮上している.香港ハンセン指数も下げ幅を縮小、一時プラス圏に浮上していた。中東情勢警戒と米中対立から朝から売りが出ていた台湾加権も安値から少し戻している。
米中関係の緊張が続く中、米商務省が大手半導体メーカーに対し、中国で米国製の半導体製造装置にアクセスするために利用してきた特別措置を取り消す意向を伝えたとWSJが報じている。米商務省は韓国サムスン電子とSKハイニックス、台湾TSMCに特例措置を撤回する意向を伝えた。これを受けて台湾加権、韓国総合などは下げて始まり、その後少し戻すもマイナス圏。台湾、韓国、日本の半導体株の下げが目立つ一方、中国本土の半導体株が強い。香港ハンセン指数でSMICは上昇率トップ。
香港ハンセン指数はSMICのほか、自動車販売の中升、自動車製造の理想汽車などが上昇率上位。電動工具のテクトロニック・インダストリーズ、再生可能エネルギーのシンイーソーラーなどが軟調。
中国本土株は情報技術、銀行などがしっかり。上海総合ではハンセン同様にSMICが大幅高。その他中国四大銀行の中国工商銀行、中国農業銀行、中国銀行がいずれも強い。通信ネットワーク機器のフォックスコンインダストリアル、鉄道の北京-上海ハイスピードレイルウェイなどが弱い。
豪ASXは素材、資本財などが軟調。鉱山大手BHP、フォーテスキューなどが軟調、パレットなどサプライサービスのブランブルズも弱い。

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。