ドル円、本日の21日線は107.20円付近=NY為替
日本時間23時に発表された9月の米消費者信頼感指数が予想を大きく下回ったことで為替市場はドル売りの反応が見られている。指数は6月以来の低水準。米国債利回りも指標を受けて下げ幅を広げる中、ドル円は東京時間にサポートされた107.50円を下回り107.40円近辺まで下落する場面も見られた。
ただ、指標を受けた動きも一服してきており、先ほどからドル円も買い戻しが見られている状況。本日の21日線は107.20円付近に来ており、目先の下値メドとして意識される。
FRBは貿易問題や世界経済の減速で企業の設備投資の弱さを指摘しているが、個人消費については力強いとし自信を示していた。そのような中、きょうの米消費者信頼感指数はやや気掛かりな数字ではあるが、市場の一部からはそう悲観的になるほどでもないとの指摘も聞かれる。
USD/JPY 107.46
minkabu PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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