【これからの見通し】円安の流れ、あすのECB理事会など主要国の緩和姿勢に期待

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【これからの見通し】円安の流れ、あすのECB理事会など主要国の緩和姿勢に期待

 今週は円安の流れが続いている。ドル円は107円を挟む攻防からあっさりと上抜けており、今日は高値を107.85レベルまで伸ばしている。9月上旬の105円台後半からは約2円幅の上昇となっている。クロス円も全般に円安が進行している。ユーロ円やポンド円は売りに押される場面があり、神経質だがユーロ円は9月に入ってから116円近辺から119円近辺へ、ポンド円に至っては126円台から133円台へと大幅に上昇している。リスク動向に敏感とされる豪ドル円は71円台でサポートされると74円近辺へと上昇。豪ドル円は波乱なく着実に上昇してきている。

 背景にはあすのECB理事会など主要国の緩和姿勢への期待がありそうだ。株式市場は売買が交錯しながらも大きく崩れることなく水準を維持している。日経平均はきょうで7日続伸となった。

 あすのECB理事会では、マイナス金利の深堀りが期待されている。一時はQE再開を期待する声が多かったが、一連のECB高官らの発言では、時期尚早との見方が示されており、市場の期待感の過熱は抑制されている。ただ、フォワードガイダンスなどの変更の可能性もあり、期待をつないでいる状況。

 来週には米FOMC、英中銀、日銀などの金融政策会合も予定されている。昨日は、関係筋の発言として、来週の日銀決定会合で、追加緩和についての議論によりオープンだとしていた。市場では、日銀の追加緩和は手詰まりではないか、とのムードもあるが、マイナス金利深堀をはじめ、その他の選択肢も排除せず、との情報には期待感を広げているようだ。

 きょうは、あすのECB理事会を控えて動きにくいムードとなりそうだが、大きな調整が入るようなきっかけがなければ、週初からの円安の流れが継続しそうだ。念のため、米中関連の発言報道には注意しておきたい。
 
 この後の経済指標発表は、南アSACCI景況感指数(8月)、米MBA住宅ローン申請指数(6日までの週)、米生産者物価指数(8月)、米卸売在庫・確報値(7月)、ブラジル小売売上高(7月)などが予定されている。原油市況にとっては、米週間石油在庫統計が注目材料。米債券市場では、米10年債入札(240億ドル)が実施される。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

出所: minkabuPRESS

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