【今週の注目】ECBをにらみ、独指標を要チェック

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 昨日の米国に続いて、今回はドイツの指標をみてみましょう。ここにきて9月のECB理事会での追加緩和期待が広がっています。その大きなカギを握るのがユーロ圏最大の経済大国ドイツの状況です。

 26日には独Ifo景況感指数が発表されます。
ドイツ最大のシンクタンクIfo経済研究所の調査によるこの指数はドイツでもっとも注目される指標の一つ。前回7月分は4カ月連続の低下で6年強ぶりの低水準となる95.7を記録。GDPのマイナス成長と合わせ、リセッションに向かう独経済状況を意識される状況となりました。

 今回は95.5と、小幅ながら5か月連続での低下が見込まれています。前回のように予想を大きく下回って弱い数字を示すようだと、ドイツ経済の先行き不透明感が広がり、ユーロ売りが強まる可能性があります。
 13日に発表された前哨戦といわれるZEW景況感指数が予想の-28を大きく下回る-44.1。4カ月連続の低下で、2011年以来の低水準となりました。エコノミストの予想レンジの下限をさらに下回る弱い数字となっただけに、Ifo景況感にも警戒感が見られます。

 また、27日にはドイツ第2四半期GDPの確報値が発表されます。速報値ベースでマイナスとなった独GDP。その後の指標もいまいち冴えないことから、今回の確報値では大きな変更なく速報値と同じ水準が見込まれています。こちらは予想程度の状況を織り込み済み。予想を下回り、速報よりもさらに弱く出た場合は要注意です。

 29日にはドイツ消費者物価指数(8月・速報値)が発表されます。予想は前年比+1.5%。ここ二カ月連続で上昇していましたが5月以来の低い伸びとなりそうです。EU基準のCPI(HICP)は予想が+1.2%。前回は+1.1%と2016年11月以来の低い水準となりました。さすがに少し戻す見込みも、低水準は変わりありません。予想を下回り前回並みの数字が出てくると、ユーロ売りにつながる可能性も。

minkabu PRESS編集部 山岡和雅

出所: minkabuPRESS

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