広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ユーロドルに買い戻し ECBのマイナス金利深堀りによる欧州銀への影響は軽微との見方も=NY為替

為替 

 NY時間に入ってドル売りが優勢となっており、ユーロドルは1.1070ドル近辺まで買い戻されている。NY時間の朝方には1.10ドル台前半まで下落し、心理的節目の1.10ドルをうかがう動きも見られている。

 ユーロドルも今週の急ピッチな下げで下げ過ぎ感もやや出てきている。過熱感を示すテクニカル指標であるRSIは下げ過ぎのポイントとなっている30に接近している。心理的節目を目前にショートカバーが出てもおかしくはない。ただ、ECBの追加緩和が根強い中でユーロの戻りは限定的とも思われる。

 ECBの利下げ期待に関して年内は中銀預金金利の計0.2%引き下げが見込まれている。中銀預金金利はマイナス0.4%とマイナス金利を採用しており、それを深堀りすることになる。一部報道では、ECBは階層化の利下げを準備しているとも報じられている。

 日銀もマイナス金利と階層化を採用しており、地方銀行中心に銀行の経営への悪影響が指摘されているが、ECBのマイナス金利の深堀りは欧州の銀行への影響は軽微との見方も出ている。経済全体への好影響がそれを相殺できると見ているようだ。

 目先のユーロドルの戻りターゲットは1.11ドルちょうどだが、上値抵抗は強そうだ。

EUR/USD 1.1060 EUR/JPY 119.79 EUR/GBP 0.9108

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

\ すぐに取引できるFX会社はここ /
最短即日で口座開設
スマホのイラスト

スマホでカンタン本人確認!

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます