ドル円はしっかりも、来週のFOMC控えて上値伸びず=東京為替前場概況
東京午前のドル円は108.06円付近まで水準を切り上げた。月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅な利下げ観測が後退している。このところ堅調な米経済指標が目につくことが背景。
ただ、景気や物価の下振れリスクを考慮して、来月以降も米連邦準備理事会(FRB)が緩和的な金融政策方針を維持するとの見方が根強く、ドル円の上値は伸びていない。
ユーロ円は121円前半、ポンド円は135円前半、豪ドル円は76円前半まで水準を切り上げた後、高値からやや調整している。
minkabu PRESS編集部
執筆者 : MINKABU PRESS
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