朝方米中電話協議開催報道でドル高、その後調整もしっかり=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、ドル円は107円半ばで推移。ニューヨーク時間帯には今月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の利下げが行われる可能性が意識さ
れ、ドル円は107.21円付近まで下落したものの、東京時間帯に入った後は水準を切り上げている。
月末のFOMCを控え、米金融当局者は明日からブラックアウト期間に入るが、0.25%か0.50%で、利下げ幅についてのコンセンサスは固まっていない。
米国がイランの無人偵察機を撃墜したほか、イランが外国籍のタンカーを拿捕したと発表し、両国の緊迫感は高まっているものの、リスク回避の円買いは見られず。寄り付
き後の日経平均株価は上値を伸ばした。
ユーロ円は121円前半、ポンド円は134円後半でしっかり。NZドル円は73円ちょうど付近まで上げ、5月初め以来の高値をつけた。
日経平均は急反発。前引けでは前営業日比347.99円高の2万1394.23円となった。

執筆者 : MINKABU PRESS
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