アジア株 上海株は小動き、米中関係わずかに改善しただけ BYD下落、バークシャーが全株売却
アジア株 上海株は小動き、米中関係わずかに改善しただけ BYD下落、バークシャーが全株売却
東京時間14:00現在
香港ハンセン指数 26268.35(-276.75 -1.04%)
中国上海総合指数 3822.59(+2.50 +0.07%)
台湾加権指数 25877.11(+298.74 +1.17%)
韓国総合株価指数 3463.32(+18.08 +0.52%)
豪ASX200指数 8811.40(+37.86 +0.43%)
インドSENSEX30種 82529.56(-96.67 -0.12%)
アジア株は高安まちまち。
韓国株は0.52%高、序盤に史上最高値をつけたあと上げ幅を縮小している。サムスン電子の上昇を受けハイテク関連が総じて上昇。
サムスン電子は年初来高値を更新。高帯域幅メモリー(HBM)第5世代「HBM3E 12H」が米エヌビディアの品質テストに合格したとの報道が好感されている。SKハイニックスと米マイクロンに続いて3番目のサプライヤーとなる。
週明け香港株は下落、11日以来の安値をつけている。消費者サービスやハイテク、不動産、自動車の一角が下落している。中国電気自動車(EV)のBYDは3.4%安。ウォーレン・バフェット氏の投資会社バークシャー・ハザウェイがBYDの株式すべて売却したことが懸念されている。
上海株は小動き。前週末に行われた米中首脳電話会談は大きな進展が見られなかった。トランプ米大統領は10月に韓国で開催されるAPEC首脳会議で中国の習近平国家主席と直接会談することで合意したと明かした。一方、中国側は貿易やフェンタニル、ロシアに関して何も言及せず。電話会談の詳細がほとんどなく、米中関係はわずかに改善しただけのようだ。

執筆者 : MINKABU PRESS
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