東京株式(寄り付き)=反落、手掛かり材料難で買い手控え
7日の東京株式市場は売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比61円安の2万812円と反落。
前日の米国株市場では利益確定売り圧力が表面化し、NYダウ、ナスダック総合指数ともに反落しており、外国為替市場では1ドル=110円近辺の推移と円安水準はキープしているものの、東京市場は全般手掛かり材料難で買い手控え感が拭えない状況。ただ、前日に好決算と自社株買いを発表したソフトバンクグループに買いが集まりやすく、全体地合いを支える可能性がある。また、米半導体セクターの上昇はポジティブに作用しそうだ。個別株は決算発表横にらみの展開が続く。指数の上値も重く、日経平均2万1000円ラインは上値のフシとして一段と意識されやすくなっている。
寄り付き時点で業種別では33業種中、6業種が高く、値上がり上位に鉱業、鉄鋼、医薬品。一方、値下がりで目立つのは水産、繊維、倉庫、不動産など。
出所:minkabuPRESS 株式情報
執筆者 : MINKABU PRESS
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