ドル円は158円台前半の狭いレンジでもみ合い=ロンドン為替概況
ドル円は158円台前半の狭いレンジでもみ合い=ロンドン為替概況
東京午前に158.60円前後を付けた後、ドル安・円高となり、158円台前半でロンドン市場を迎えると朝方に158.03円まで軟化した。もっとも158.00円手前の買いが下値を支える形となり、その後は158円台前半の狭いレンジでもみ合いが続いた。日米当局による円安けん制を警戒したドル売り・円買いに加え、東京午後に公表された本日の20年債入札の強い結果を受けた円買いなどが上値を抑える一方、原油高や日米金利差を意識したドル買い・円売りが下値を支え、上下ともに動きにくい展開となっている。
ユーロは日本時間18時に発表された10月の独ZEW景況感指数が予想(30.0)を下回る28.1となったことで売りが広がった。前回9月分も市場予想を大きく下回っていたほか、今回は事前に9月実績を下回る低調な予想が出ていたが、結果はその予想をさらに下回ったことでユーロ売りが加速した。ユーロドルは1.1230ドル台から1.1205ドルまで急落。もっとも1.1200ドルを割り込むには至らず、その後はもみ合いとなった。
ユーロ円は朝方のドル円の下げに押されて177.40円台を付けた後、小幅に反発して177.70円前後で独ZEWの発表を迎え、177.12円まで急落した。売り一巡後は177円台前半での推移となっている。
ポンドは日本時間15時の英雇用統計でILO基準失業率(6-8月平均)が予想外に改善したことを受けて買われた。ポンドドルは1.3330ドル前後から1.3359ドルまで急伸。その後1.3350ドル前後でのもみ合いから、独ZEWの悪化を受けたユーロ安に引っ張られて1.3330ドル台まで押し戻される場面も見られたが、押しは限定的にとどまった。
ポンド円は東京午後のドル円の下げもあって210.80円割れを付けた後、英雇用統計を受けて211.25円まで反発。独ZEWを受けたユーロ円の急落につれて210.80円台まで押し戻されたものの、その後は211.10円台を回復するなど、しっかりとした展開が続いた。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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