ECB賃金トラッカー 妥結賃金の伸びは緩やかに加速する見込み
ECB賃金トラッカー 妥結賃金の伸びは緩やかに加速する見込み
2027年上半期の妥結賃金見通し:
ECB賃金トラッカーによると、2027年第1四半期は2.7%、第2四半期は2.8%となり、妥結賃金の伸びは緩やかに加速する見込み。
2026年のインフレ補償等の影響:
一時金(一渡金)を平滑化した主要指標は2026年に2.2%となる見通し。
2024年後半の一時金支払いが翌年繰り返されなかった機械的影響が解消され、2026年後半以降は落ち着く。
一時金の影響度:
一時金を除くトラッカーおよび平滑化しないトラッカーは2026年平均で2.6%となり、近年の労働協約において一時金が果たす役割は限定的である。
前回データからの改定:
2026年の平滑化トラッカーはわずかに下方修正された一方、2026年第4四半期および2027年第1四半期は概ね横ばいとなった。
カバー率の推移と先行き:
労働者のカバー率は2026年の46.9%から、2027年第1四半期には32.5%、第2四半期には25.1%へと低下するが、今後の労働協約の締結に伴い段階的に上昇する予定。
今回の公表資料では見通し期間が2027年6月末まで延長された。
執筆者 : MINKABU PRESS
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