ユーロドル、ヘッジ需要が盛り上がらず=NY為替
きょうの為替市場はドル高が優勢となる中、ユーロドルは戻り売りが優勢となっており、再び1.15ドル台に値を落としている。前日サポートされた100日線の1.1570ドル付近が目先の下値サポートとして意識されるが、そこにはフィボナッチ38.2%戻しの水準も来ており、割り込むようであれば、50%戻しの1.1530ドル付近への下落の可能性が高まる。一方、ユーロ円は186円手前で上値を抑えられているが、下押す動きもなく、さらなる上値を試しそうな気配も出ている。
ECBとFRBの金融政策決定を控えているものの、ユーロドルのオプション市場ではヘッジ需要が盛り上がっておらず、予想変動率は低水準に留まっている。1週間物のインプライド・ボラティリティは年初来の平均を下回っており、2週間物も同様。FOMCをカバーする3週間物も低い。
ウォーシュ議長はフォワードガイダンスを抑える方針を示しているため、本来であれば政策の予見可能性が低下し、為替のヘッジコストは上昇しやすい。それにもかかわらず、予想変動率が低いことは、市場参加者が様子見姿勢を強めていることを示唆している。
EUR/USD 1.1592 EUR/JPY 185.51 EUR/GBP 0.8569
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。