ダウ平均は5日ぶり反発=米国株概況
原油高の一服を受けてリスク選好の動きが広がり、米株式市場は堅調な動きを見せた。ダウ平均株価は5日ぶりの反発となった。 終値はダウ工業株30種平均が509.19ドル高の5万2573.29ドル、ナスダック総合指数が251.32高の2万6333.04、S&P500が65.28高の7656.98。
取引開始前に発表された米消費者物価指数(CPI)は、おおむね市場予想通りの内容となる中、コア前月比が予想を上回ったことや、物価高警戒が強い中で無難に発表をこなしたという面もあって、発表直後に短期金利市場で9月の米利上げ期待が90%に乗せるなどの動きが見られたが、株式市場への影響は限定的にとどまった。
マグニフィセント・セブン(+スペースX<SPCX>)はエヌビディア<NVDA>がほぼ横ばいとなったものの、その他はしっかり。スペースX、アマゾン<AMZN>、アルファベットC<GOOG>、アルファベットA<GOOGL>、アップル<AAPL>などが特に買われている。
半導体などハイテクは全般に買いが目立っていたが、一部に売りも見られた。RBC証券がアウトパフォームと評価したデル・テクノロジーズ<DELL>が大幅高。インテル<INTC>やAMD<AMD>などもしっかりとなったが、サンディスク(デラウェア)<SNDK>などは軟調。
ダウ採用銘柄は幅広く買われた。シスコシステムズ<CSCO>、IBM<IBM>がしっかり。キャタピラー<CAT>も強い。一方、ヘルスケア関連がやや弱く、ユナイテッドヘルス<UNH>が売られたほか、メルク<MRK>もマイナス圏。木曜日の取引終了後に発表された決算を受けて時間外で売りが出たアドビ<ADBE>は、朝方のマイナス圏から反発。決算自体は強く、1株利益・売上高とも予想を上回ったが、受注残を示す残存履行義務(RPO)が予想を下回ったことが警戒されていた。 次世代型原子力小型高速炉メーカーのオクロ<OKLO>は、最大10億ドル規模のクラスA株の公募を行う可能性があるとの申請への警戒から大きく下げた。米自動車オークション大手コパート<CPRT>による現金19億ドルでの買収の最終合意報道があったACVオークションズ<ACVA>が大幅高。コパートはプラス圏で始まったが、その後売りが出た。マイルズCEOによる自社株買いが報じられた医療機器のアルファテック・ホールディングス<ATEC>は上昇が続いた。
アップル<AAPL> 332.27(+5.70 +1.75%)
マイクロソフト<MSFT> 495.63(+3.19 +0.65%)
アマゾン<AMZN> 256.78(+4.89 +1.94%)
アルファベットC<GOOG> 335.45(+5.06 +1.53%)
アルファベットA<GOOGL> 338.50(+5.90 +1.77%)
テスラ<TSLA> 365.44(+1.88 +0.52%)
スペ-スX<SPCX> 151.21(+3.03 +2.04%)
メタ<META> 648.03(+3.65 +0.57%)
エヌビディア<NVDA> 218.29(-0.07 -0.03%)
アドビ<ADBE> 252.23(+3.40 +1.37%)
アルファテック・ホールディングス<ATEC> 10.58(+1.74 +19.68%)
デル・テクノロジーズ<DELL> 567.29(+60.67 +11.98%)
コパート<CPRT> 29.95(-0.80 -2.60%)
ブルーム・エナジー<BE> 275.75(+17.26 +6.68%)
オクロ<OKLO> 36.22(-3.66 -9.18%)
ACVオークションズ<ACVA> 10.41(+3.19 +44.18%)
インテル<INTC> 102.94(+2.62 +2.61%)
サンディスク(デラウェア)<SNDK> 1633.35(-59.24 -3.50%)
AMD<AMD> 516.13(+12.53 +2.49%)
ユナイテッドヘルス<UNH> 379.09(-9.19 -2.37%)
メルク<MRK> 143.93(-0.78 -0.54%)
キャタピラー<CAT> 818.57(+13.57 +1.69%)
IBM<IBM> 243.29(+9.27 +3.96%)
シスコシステムズ<CSCO> 112.13(+4.69 +4.37%)
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。





