【本日の見通し】週末を前に落ち着いた動きが見込まれる
【本日の見通し】週末を前に落ち着いた動きが見込まれる
昨日のドル円は、中東情勢をにらんだドル買いや、米新規失業保険申請件数が市場予想を下回る低い数字(労働市場の底堅さを示す好結果)となったことを受けたドル買いから、一時162.55円を付けるなど堅調な動きを見せた。もっとも、今週の米物価統計の弱い伸びもあって、早期利上げ期待が後退する中、上値追いには慎重な面も見られ、1日に付けた直近高値162.84円を試すだけの勢いに欠け、NY市場午後はやや上値が重くなった。
週末にかけて対イラン軍事行動の激化が警戒されることもあり、本日の動きは慎重なものとなりそう。ドル円は162円台前半を中心とした推移が見込まれる。
ユーロドルは、海外市場でのドル高を受けて1.1475ドル前後から1.1430ドル台までユーロ安ドル高となった。もっとも1.1400ドルを試すだけの材料に欠けるという印象で、週末ということもあり、今日は1.14台での推移が続くとみている。
ユーロ円はドル主導で動意に欠ける中、186円台での買いに慎重な姿勢が見られ、185円台後半中心の推移となった。この後も185円台を中心とした推移が見込まれる。
ポンドドルはドル高の中で1.3460ドル台まで売りが出た。英労働党党首選挙は昨日締め切られ、バーナム下院議員以外の候補が出なかったことで、本日無投票で選出され、来週月曜日に首相に就任することが確実となった。焦点となっていた財務相人事は、市場が警戒していたミリバンド・エネルギー相ではなく、マフムード内相が起用される見込みとなっており、水曜日はこの人事を好感したポンド高が出ていた。昨日の市場では英財務相人事案についての織り込みが一巡したこともあり、ドル高が優勢となった。週末を前に今日は落ち着いた動きが見込まれ、1.34台を中心とした推移となりそう。
ポンド円は対ドルでのポンド売りもあって、218円台後半での推移となった。心理的な節目でもある220円を前にポジション調整の動きも広がった。この後も上値追いには少し慎重となりそう。218円台から219円台半ばにかけての水準が中心となりそう。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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