日銀決定会合前に為替介入する可能性は低い=NY為替
その後、ドル円は160.30円近辺で推移している。上昇して始まった米株式市場が失速し下げに転じていることで、為替市場ではリスク回避のドル高がやや見られている。ドル円は下値を支えられ、160円台を維持している状況。
米大手銀のストラテジストは、日本の当局が来週6月16日の日銀決定会合前に為替介入する可能性は低いとの見方を示した。ただし、162円を大きく超えて円安が進んだ場合は例外になるとしている。
日本の財務省には為替介入を実施する十分な余力があるが、介入だけでは相場変動のスピードを抑えたり、値動きをなだらかにしたりすることはできても、基調そのものを変えることはできないと述べている。
最近のドル高と日米金利差の拡大を踏まえると、円安は当面続く可能性があり、為替介入を実施してもドル円の方向性を変えることはできないという。
6月の日銀の利上げだけでは円安基調を食い止めるには不十分で、日銀は少なくとも「将来の追加利上げに向けて、タカ派的な姿勢を伴う信頼性のあるシグナルを発する必要がある」という。
USD/JPY 160.30 EUR/JPY 185.11
GBP/JPY 214.41 AUD/JPY 112.59
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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