ユーロ、ECBが6月利上げ見送りなら下落の可能性=NY為替
きょうの為替市場はドル安が優勢となる中、ユーロドルは一時1.17ドル台後半まで上昇する場面が見られた。ただ、その後は戻り売りに押され、1.17ドル台前半に戻す展開。200日線の上で底堅さは維持しているものの、先月上値を抑えられた1.18ドルの水準には慎重といった雰囲気となっている。一方、ユーロ円は日本の当局の介入観測で182円台に下落していたものの、184円台まで戻している。
前日のECB理事会を経て、市場は6月利上げへの期待を高めている。短期金融市場では90%近くの確率で利上げを織り込んでいる状況。ただアナリストからは、ECBが6月利上げを見送ればユーロは下落する可能性があると述べている。
ただ、現状のユーロ圏ではエネルギー価格上昇の二次的影響を示す証拠は限定的。ラガルド総裁も前日の理事会後の会見でこうした動向に触れていたが、二次的影響が明確に現れるには時間がかかるはずで6月は金利を据え置くべきだと述べている。これは市場の織り込みを踏まえると、ユーロが影響を受けやすい状況にあることを意味するという。
EUR/USD 1.1727 EUR/JPY 184.19 EUR/GBP 0.8632
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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