ドル円、159円ちょうど付近 円高方向への需要が強まる=NY為替序盤
きょうの為替市場、ドル円は159円ちょうど付近での一進一退の値動きとなっており方向感がない。土日にイラン情勢の緊張が再び高まり、今週の停戦期限を前に和平協議の見通しに不透明感が広がった。週明けの株式市場は反落し、原油は急騰。一方、為替市場は比較的落ち着いた反応を示している。
イランは土曜日、ホルムズ海峡の再開方針を撤回し、米国によるイラン港湾の封鎖が続く限り同水路は閉鎖されたままとなると表明。トランプ大統領は日曜日、今週期限を迎える2週間の停戦延長に向けた協議のため、米代表団が月曜日にイスラマバードへ戻ると述べたが、イラン側は出席を公には確認していない。
ただ、全体的に以前のような悲観的ムードまでは市場に広がっていない状況。
先週のドル円は157円台半ばまで一時下げ幅を伸ばした。これを受けてオプション市場では円高方向への需要が強まっている。投資家は円の反発に備えたヘッジやポジション構築を行っており、マーケットメーカーもより高いプレミアムを要求している。
一部からは、160円の方向へ上昇する動きを市場は注視しているものの、日本の当局の警告が最終的に為替介入に発展するリスクを真剣に織り込み始めている状況と整合的だとの指摘も出ている。また、来週の日銀決定会合を前にしたポジショニングの動きも出ているようだ。
短期金融市場では、今月は据え置きがほぼ確実視されているものの、7月までの追加利上げを90%超で織り込んでいる状況となっている。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は観測されていない。
20日(月)
なし
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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