ユーロ高の影響、完全には表れずなお見極め=NY為替
NY時間の午後に入って、ユーロ円は181円台半ばでの推移となっている。下げは一服しているものの、買い戻しの気配は見られていない。本日は上に往って来いの展開が見られ、ロンドン時間に182円台に上昇したものの、円買い戻しの動きが続く中、ユーロ円も上げを戻している。100日線が180.80円付近に来ているが、その水準をうかがう展開は継続。
本日はECB理事のカザークス・ラトビア中銀総裁の講演が伝わり、ECBは昨年からのユーロ高が景気にどの程度の影響を及ぼすのかを見極めていると述べていた。「為替変動が経済に波及するまで約12カ月かかるとの推計がある中、昨年のユーロ高による影響が全面的に表れるのは、恐らく春の終わりごろになる」という。
ただ、現時点で何らかの措置を講じる必要はないともしており、「ECBは監視モードにあり、注意を払っている段階。口先介入ではない。そこまでの段階にはない」と述べた。
また、「私が非常に懸念しているのは、この1年のユーロ高がユーロ圏経済の力強さによるものではなく、不確実性の高まりとドル安によるものだという点だ」とも語っていた。
EUR/JPY 181.47 USD/JPY 152.82 EUR/USD 1.1875
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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