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ドル円反落し一時158円台半ば、相次ぐ口先介入が奏功=ロンドン為替概況

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ドル円反落し一時158円台半ば、相次ぐ口先介入が奏功=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、円買いが優勢となっている。ドル円は、東京午前に一時159.45レベルまで上昇し、心理的節目の160円が意識される水準となった。ロンドン時間に入ると一転して売りが強まり、一時158.58レベルまで反落した。ロンドン朝方に片山財務相が「行き過ぎた動きにはあらゆる手段を排除せず適切に対応」と発言、続いて三村財務官も同様の趣旨で強いけん制を行ったことが材料視された。国内政治では高市首相が通常国会での早期解散の意向を与野党幹部に伝達したことが明らかになった。「高市トレード」による円安圧力も根強いが、当局による「口先介入」のトーンが強まったことで、一旦利益確定の円買い戻しが優勢となった格好。今このあとのNY時間の米小売売上高や生産者物価指数(PPI)の発表を前に、調整色が強まっている。

 ドル円は158円台後半での取引。東京時間の高値159.45から、ロンドン序盤には158.58まで安値を広げた。片山財務相は「9日のような急激な動きはファンダメンタルズを反映していない」と述べ、三村財務官も「一方向で急激な動きを憂慮」と歩調を合わせた。これを受け、計入警戒感から短期筋のポジション調整が進んだ。ただ、158円台半ばでは下げ渋る動きも見られ、政治日程が固まりつつある中での押し目買い意欲も観測されている。

 ユーロドルは1.16台半ばでの取引。ドル円の急反落に伴いドル全体がやや軟化したことで、一時1.1658レベルと本日の高値を更新した。ただ、デギンドスECB副総裁が「地政学的リスクは成長の下方リスクを高めている」と警戒感を示すなど、上値を積極的に追う材料には欠けている。ユーロ円は東京時間の高値185.57付近から一時184.83付近まで下落。円全面高の地合いに押された。対ユーロではユーロは小安く推移。

 ポンドドルは1.34台半ばでの推移。ドル売りの流れに乗り、一時1.3459レベルまで上昇した。一方、ポンド円はドル円と同様に軟調な展開。東京時間の高値214.11付近から、ロンドン時間には一時213.33付近まで値を下げている。クロス円全般が調整の動きに押されており、ロンドン市場は円相場主導の相場展開となっている。ユーロポンドは0.8657から0.8675までのレンジでポンド買いが優勢になっている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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