ユーロドル、今年も上昇との見方の一方、金利差を踏まえると見通しに弱点も=NY為替
きょうのユーロドルは上値の重い展開が見られたものの、1.17ドル台は維持している。本日の21日線が1.1730ドル付近に来ており、その付近での攻防となっているが、方向感が出るのは来週以降とも見られている。一方、ユーロ円は183円台での推移。185円の上値水準は重くなっているものの、上昇トレンドは継続している状況。
ストラテジストは、今年のユーロドルは昨年に引き続き上昇との見方が広がっているが、金利差を踏まえるとこの見通しには弱点があると指摘している。ユーロドルは26年末にかけて現在の1.20ドル前後まで上昇がコンセンサスとなっており、背景にはECBはすでに利下げ終了しており、26年後半には利上げを検討する可能性がある一方、FRBは追加利下げに踏み切るとの想定がある。
ただし、ECBが利上げ転じる根拠が不透明なほか、米国でのインフレの高止まりにより、FRBが市場が織り込む計0.50%ポイントの利下げを実行できない恐れがある。その場合、現在の市場シナリオは揺らぎ、他の条件が同じならユーロドルは上値が重くなるという。
EUR/USD 1.1722 EUR/JPY 183.92 EUR/GBP 0.8713
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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