広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

来年の相場展望、ドル安シナリオが多い ドル円も下落予想=NY為替

為替 

 NY時間の午後に入ってドル円は155円台に再び値を落としている。本日は、今週のFOMC以降のドル安が一服しており、ドル円も緩やかに上昇。156円台まで回復していた。

 しかし、買戻しを強める動きまではなく小康状態といったところの中、米株式市場がAI関連中心に売りが優勢となっていることから、ドル円も上値を抑えられている。

 来週の日銀決定会合での利上げ期待が急速に高まっているが、ロンドン時間に日銀が利上げで調整に入ったと伝わっていたことも圧迫。日銀が来週公表する12月短観で、米国の高関税政策の影響が限定的であることや、来年の春闘に向けた企業の賃上げ姿勢などを確認した上で最終的に判断するという。政府も容認する方向だと伝えている。

 金融機関から来年の相場展望が相次いで出ているが、ドル安シナリオに赴きを置いている向きが多いようだ。それに伴てドル円も下落を見込んでいる向きが多い。

 あるアナリストは、複数の要因から来年のドルは円に対して下落する可能性が高いとの見方を示している。要因の1つとして、円安が国内の政治的圧力を高める可能性を挙げており、高市政権は政権発足当初ほど円安を容認しない公算が大きいという。

 また、特に短期金利を中心に日米の金利差が縮小することで、海外投資家にとっての円キャリート取引の魅力が低下する点も理由として上げている。2026年のドル円相場の見通しは、第1四半期が155円、第2四半期が150円、第3四半期が145円、第4四半期が140円と予想している。

USD/JPY 155.80 EUR/USD 1.1745 GBP/USD 1.3374

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

関連タグ

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます