ドル円の動意や限定的、来週のFOMCを控えて=東京為替前場概況
東京午前のドル円は155.43円付近まで水準をやや切り上げたが、動意は限定的。先月後半からの円高・ドル安基調を維持しつつも、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて模様眺めムードが強い。
円債市場で2年債利回りはほぼ横ばいで推移する一方、長期債や超長期債には淡々とした売りが続いているが、円安の手がかりとなっている印象は乏しい。長期債利回りは1.92%付近まで上昇し、2007年以来の高水準を更新。
ユーロ円は181.23円付近、豪ドル円は102.71円付近まで強含み。ポンド円は207円前半で円安基調を維持しているものの、昨年7月高値の208円前半が意識されつつ、上値がやや抑えられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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