クレド、決算受け大幅高 アマゾンやマイクロソフト向けが好調=米国株個別
(NY時間10:12)(日本時間00:12)
クレド<CRDO> 202.96(+31.83 +18.60%)
通信機器のクレド・テクノロジー<CRDO>が大幅高。前日引け後に8-10月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。第3四半期のガイダンスも公表しており、予想を上回る売上高見通しを示した。
同社は声明で「第2四半期は史上最も強力な結果だった。世界最大規模のAIトレーニングおよび推論クラスターの継続的な構築を反映している」と述べた。バーナンCEOは「第2四半期の売上高は異例の272%増となった」と述べている。
アマゾン<AMZN>やマイクロソフト<MSFT>向けのアクティブ電気ケーブル(AEC)の伸びに加え、メタ<META>向けと見られる堅調な立ち上がりが押し上げ要因となった。xAI向けはばらつきの大きさから減収となったものの、それを十分に相殺した。
アナリストからは「同社は26年度売上高の伸びの見通しを170%超と、市場コンセンサスの126%を大きく上回るが、視界の良さを踏まえると依然として保守的な可能性がある」とのコメントも聞かれた。
(8-10月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.67ドル(予想:0.49ドル)
・売上高:2.68億ドル(予想:2.35億ドル)
・粗利益率:67.5%
(11-1月・第3四半期予想)
・売上高:3.35~3.45億ドル(予想:2.48億ドル)
・粗利益率(調整後):64.0~66.0%(予想:64.9%)
【企業概要】
独自のSerDesおよびDSPテクノロジーに基づいた製品とIPソリューションを設計・販売し、次世代プラットフォーム向けに高帯域幅、拡張性、エンドツーエンドの信号整合性を実現するイーサネット接続ソリューションを提供する。HiWire AEC、光PAM4 DSP、ラインカードPHY、SerDesチップレット、SerDes IP等を扱う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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