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ドル円、150円台後半 日本の政治的不透明感は後退=NY為替序盤

為替 

 きょうの為替市場、ドル円は150円台後半で推移。東京時間に一時151円台まで買い戻される場面が見られたものの、海外市場に入ると、150円台前半まで一時下落している。先週は米地銀の貸倒損失への懸念と米利下げ観測を背景としたドル安から、ドル円も節目の150円を割り込んでいたが、週明けになって買い戻し出ている。

 日本の政治的な不確実性が解消されたことが円安を誘発したようだ。自民と維新による連立政権が発足することになり、維新の藤田共同代表も自民と合意に至ったと述べている。これで明日、高市氏が日本初の女性首相に選出され、当日のうちに組閣を行い高市政権が発足する見通し。

 ガソリン・軽油の暫定税率廃止や年収の壁引き上げなど、物価対策に取り組むと思われ、日本政府の本格的な成長路線転換への期待から、本日の日本株も急上昇している。ただ、同時に財政拡大への不安も台頭し、円相場は円安で反応しているようだ。一方、日銀内では利上げを実施したがっているようで、高田日銀委員が本日の講演で「利上げの機は熟した。物価目標はおおむね達成の局面」と述べていた。

 今後、高市氏と日銀との間で協議が行われるものと思われるが、短期金融市場では12月までの利上げの可能性を65%程度、1月までなら82%程度で織り込んでいる状況。

 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。

20日(月)
現行付近にはなし

22日(水)
150.00(6.9億ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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