ロンドン序盤はドル買い・円売りが優勢、ドル円は一時147.99レベルまで上昇=ロンドン為替
ロンドン序盤はドル買い・円売りが優勢、ドル円は一時147.99レベルまで上昇=ロンドン為替
ロンドン序盤は、ドル買い・円売りが優勢になっている。共同通信が「高市前経済安保相が総裁選に出馬する意向を岸田前首相に伝達」と報じたことが円売りの反応を広げた。ドル円は147円台半ばから後半へと上昇。足元ではドル円は147.99レベルと148円台にあと一歩に迫っている。クロス円も円安に振れている。ユーロ円は172円台半ばから173円手前水準へ、ポンド円は199.40台から200円手前水準へと上昇している。
ドル円の上昇とともに、その他通貨にもドル買いの動きが波及した。ユーロドルは1.17台割れから1.1678レベルに安値を更新。ポンドドルは1.35台前半から一時1.3494レベルと大台割れに軟化している。
このあとにはECB理事会の政策金利発表、8月の米消費者物価指数(CPI)発表が控えている。ドル買いにはポジション調整の面も加わっているようだ。
USD/JPY 147.91 EUR/USD 1.1687 EUR/JPY 172.89

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。