ドル円は147円台前半 100日線と200日線の間での推移に変化が出そうにない=NY為替
NY時間の終盤に入ってドル円は147円台前半での推移となっている。きょうの為替市場はドル安が優勢となる中、ドル円も戻り売り押された。一時146円台に下落する場面も見られたものの下値はサポートされている。前日は148円台を回復し、節目の150円を試す展開になるかとも思われたが、FRBの利下げ期待が強まる中、上値も重いようだ。
結局、100日線と200日線の間での推移に変化が出そうにないようだ。ドル円は方向感のない展開を続けており、オプション市場でも短期のボラティリティが低下している。
1週間物のインプライド・ボラティリティは3日ぶりに下落し7.79%に低下している。年初来安値は8月12日の7.41%。1カ月物も3日ぶりに下落し8.8%へ低下している。1月24日以来の安値で引ける見通し。終値ベースでの年初来安値は1月24日の8.69%。
USD/JPY 147.22 EUR/JPY 172.30
GBP/JPY 199.55 AUD/JPY 95.78
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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