米10年債利回り低下 米消費者信頼感指数やパウエル証言が利回り押し下げ=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:33)(日本時間05:33)
米2年債 3.815(-0.049)
米10年債 4.293(-0.055)
米30年債 4.832(-0.043)
期待インフレ率 2.291(-0.016)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で10年債利回りは低下。中東情勢への懸念が和らいでいたほか、この日の予想を下回る米消費者信頼感指数やパウエルFRB議長の議会証言も利回りを押し下げている。
議長は慎重姿勢を強調していたものの、「インフレ低下と雇用が低迷なら早期の利下げの可能性がある」と柔軟性も示していたことに敏感に反応。ただ、関税の影響で6、7,8月の数字はインフレを示す可能性に言及していた。
2-10年債の利回り格差は+48(前営業日:+47)。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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