ユーロ買い・ポンド売りが優勢=ロンドン為替
ユーロ買い・ポンド売りが優勢=ロンドン為替
ロンドン午前は、総じて方向感に欠ける揉み合いとなっている。そのなかではユーロ買い・ポンド売りの動きが際立っている。本日発表された独ZEW景況感指数が予想以上の回復を示したことがユーロ買い材料となっている。独ZEWによると、新ドイツ政権の財政政策とECBの利下げの相乗効果で、ドイツは経済停滞を終わらせる可能性が指摘されていた。一方、ポンド関連の新規材料はみられていないが、引き続き英経済指標の弱含みを背景に、市場では年内あと2回程度の利下げが織り込まれている。いったん利下げを打ち止めとしたECBとの対比が鮮明になっている。ただ、今週の英中銀会合では政策金利据え置きとなる見込みとなっている。
EUR/GBP 0.8532 EUR/USD 1.1556 GBP/USD 1.3544

執筆者 : MINKABU PRESS
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