豪中銀 声明 見通しについては引き続き慎重な姿勢を維持
インフレ圧力は引き続き緩和、総合インフレ率と基調インフレ率はともに2~3%
失業率は安定、雇用の伸びも堅調に推移、家計消費の回復は当初の予想よりもやや鈍化
米国による関税引き上げと貿易政策をめぐる不確実性の大幅な高まりを受け、世界経済の見通しは悪化
不確実性が豪経済とインフレに重しとなり、GDP成長率の回復はやや鈍化すると予想、インフレ率は目標の中間値付近まで持続的に回復と予想
インフレリスクは均衡を取り戻したものの、見通しは不透明であり、世界貿易政策の予測不能な動向に大きく左右
不確実性が高まる中、経済の見通しはやや弱まっている。国内経済の見通しは通常よりも不透明です。オーストラリア経済のあり得る結果の幅を評価するため、ベースライン予測にシナリオを追加しました。
政策金利の推移に関する予想を若干下方修正。豪ドルは、ここ数週間の大幅な変動にもかかわらず、貿易加重ベースでほぼ横ばい
国内GDP成長率は依然として上昇すると予想されますが、そのペースはやや緩やか
理事会は、インフレリスクは均衡を取り戻したと判断も、見通しに関する不確実性は依然として大きい
理事会は見通しについては引き続き慎重な姿勢を維持
理事会は、本声明で示された深刻な下振れシナリオを検討し、国際情勢が豪州の経済活動とインフレに重大な影響を及ぼす場合、金融政策は断固たる対応が可能な態勢にあると認識

執筆者 : MINKABU PRESS
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