アジア株まちまち、トランプ関税警戒 中国不動産市場には明るい兆し
アジア株まちまち、トランプ関税警戒 中国不動産市場には明るい兆し
東京時間11:07現在
香港ハンセン指数 24211.02(-8.93 -0.04%)
中国上海総合指数 3413.09(+4.08 +0.12%)
台湾加権指数 22258.50(-118.76 -0.53%)
韓国総合株価指数 2641.02(+3.92 +0.15%)
豪ASX200指数 7937.00(+18.11 +0.23%)
アジア株はまちまち。トランプが依然として4月2日に相互関税を発動する方針を示しており、関税による世界的な貿易戦争激化が警戒されている。27日に開かれる中国不動産協会会議に期待するしかないか。今週初めに発表された一連の中国景気支援策を好感し高値を更新したこともあり、香港株と上海株は利益確定の売りも出ているようだ。今週、上海株は昨年末以来、香港株は約3年ぶり高値をつけた。
中国不動産市場が転換点に近づいているとの声が聞かれる。中国主要5都市の既存住宅販売が週ベースで前年比30%以上増加したもよう。政府の支援策のかいあって中国が不動産不況から脱却しつつあるようだ。
香港株は小幅続落。素材や医療品、自動車、ハイテク関連が軒並み下落している。上海株は前営業日終値を挟んで推移。

執筆者 : MINKABU PRESS
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