午後のドル円は150円台前半から半ばで小動き=東京為替概況
午後のドル円は150円台前半から半ばで小動き=東京為替概況
東京終盤のドル円は150円台前半から半ばで小動き。ドル円は、東京朝方に一時151円台に乗せる場面があった。しかし、その後はウクライナ情勢への過度な警戒感が和らいだことなどからリスク回避のドル買いが後退し、昼過ぎに一時150.25付近まで下落した。中国が、米国による対中追加関税への対抗措置を検討中と一部で報じられたこともドル円相場の重石となった。午後は下げが一服し、この日の安値圏となる150円台前半から半ばで小幅な値動きにとどまった。
ユーロドルは高止まり。ユーロドルは、欧州連合(EU)首脳らがウクライナの安全保障の有志連合「欧州プラス」を結成する方針を示したことからユーロ買いが優勢となり、一時1.0423付近まで上昇した。午後は上げが一服したが、押しは限定的で、1.0410台で推移した。
ユーロ円は、朝方に前日終値から1円以上のユーロ高水準となる157.31付近まで上昇。その後は伸び悩み、156円半ばまで押し戻された。
MINKABU PRESS
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執筆者 : MINKABU PRESS
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