【海外市場の注目ポイント】米リッチモンド地区連銀総裁の発言など
日本時間26日午前3時にバーキン米リッチモンド地区連銀総裁の講演が行われる。米消費者物価指数は、総合の前年比の伸びが昨年10月から今年1月まで4カ月続けて加速している。こうした状況を受け、バーキン米リッチモンド地区連銀総裁からインフレ再燃のリスクを警戒していることが示唆されるようであれば、米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げの後ずれ観測が広がり、ドルが買われる可能性がある。
また、このあとの海外市場では、その他の米FRB関係者や欧英中銀関係者も発言する。日本時間25日午後6時20分にローガン米ダラス地区連銀総裁の講演、同25日午後10時にシュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事の講演、同25日午後11時にピル英中銀チーフエコノミストの挨拶、同26日午前1時45分にバー米FRB副議長の講演が予定されている。
さらに、経済指標としては、日本時間26日午前0時に2月の米消費者信頼感指数が発表されることになっている。大方の予想は102.5となっており、前月の104.1を下回り、3カ月続けて低下するとみられている。
MINKABU PRESS
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執筆者 : MINKABU PRESS
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