円全面安、植田総裁の発言もあって円高は反転=東京為替前場概況
東京午前のドル円は150.74円付近まで上昇した。1月の国内消費者物価指数(CPI)の発表に向けて円買い・ドル売りが続き、一時149.27円付近まで円買いが強まったが、ドル円は切り返す格好となっている。植田日銀総裁が「長期金利が急激に上昇すれば機動的に国債買い入れを増額する」と述べたことが円売りの手がかり。ただ、同総裁は足元の長期金利上昇が急激であるとの認識は示していない。
ユーロ円は158.22円付近、ポンド円は190.93円付近、豪ドル円は96.50円付近まで円安推移。
MINKABU PRESS
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執筆者 : MINKABU PRESS
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