ポンドドルは21日線に顔合わせ EUに高関税ならポンドは対ユーロで上昇=NY為替
きょうの為替市場は様子見が強まる中、ポンドドルは上値の重い展開が続いている。1.23ドル台で緩やかな戻り売りに押されており、21日線に顔合わせしている。トランプ関税への脅威が続いているが、EUに高関税を課した場合、ポンドはユーロに対して上昇する可能性があるとの見方が出ている。関税に関しては英国よりもEUの方がより大きな損失を被ると見ているという。英国から米国への輸出が他国よりも比較的少ない面もその見方をサポートしている。
ただ、対ドルでポンドは1.2250-1.2500ドルの取引レンジ下限に向かって下落する可能性があるとも述べている。また、明日のマン英中銀委員の講演も注目されている模様。同委員はこれまでタカ派の急先鋒だったものの、先週の金融政策委員会(MPC)では0.50%ポイントの大幅利下げを主張し、市場を驚かせていた。
GBP/USD 1.2368 GBP/JPY 188.05 EUR/GBP 0.8335
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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