米商務長官候補 メキシコカナダは関税回避できる 中国欧州、日本も米国を利用していると批判

米商務長官候補　メキシコカナダは関税回避できる　中国欧州、日本も米国を利用していると批判

ラトニック米商務長官候補は、メキシコとカナダがフェンタニルの密輸対策を強化すれば一律関税を回避できる、私の知る限り彼らは迅速に行動していると述べた。カナダのジョリー外相はきのう、ルビオ米国務長官とフェンタニルについて協議した。今週末までに米議員らと会談する予定となっており、問題は解決できると慎重ながらも楽観的だと語った。ただ、必要ならば報復する用意があるとしている。

一方で、ラトニック米商務長官候補は中国に対し強硬姿勢を示した。貿易関係を平等にするため特定の製品ではなく国全体に影響を及ぼす全面的な関税を支持すると述べた。中国に対する関税は「最高額」であるべきだと信じているが、欧州や日本、韓国も貿易で米国を利用していると批判。米国の農家や牧場主、漁師は世界中で軽蔑的な扱いを受けている。こうした無礼を終わらせるために関税がある。関税がインフレを引き起こすことはないと述べた。