ユーロドル、来年はパリティに接近する可能性=NY為替
きょうのユーロドルは買い戻しの動きが優勢となっており、前日に上値を抑えられた1.04ドル台前半の水準を回復している。本日は今週のFOMCを受けたドル高が巻き戻されており、ユーロドルも買い戻しが入っているようだ。本日の21日線が1.05ドルちょうど付近に来ているが、目先はその水準まで戻せるか注目される。
向こう1年間にユーロは対ドルで下落し、パリティ(1.00ドル)に近づくとの予想がアナリストから出ている。トランプ氏の大統領選勝利により、来年は米成長とインフレを押し上げる政策が実施されるとの見通しが強まっているが、この予想が裏付けられたと指摘。
今後1カ月間については、市場が現在予想している以上に米金利が低下する可能性もあり、ドル高の流れが失速する可能性はあるものの、長期的な見通しは依然ドル高だという。
EUR/USD 1.0415 EUR/JPY 162.85 EUR/GBP 0.8283
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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