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ややドル買い先行も、動きは続かず 米FOMC待ちで ドル円153円台後半=ロンドン為替概況

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ややドル買い先行も、動きは続かず 米FOMC待ちで ドル円153円台後半=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ややドル買いの動き。ただ、NY後半には米FOMCの結果発表、金利見通し、パウエル議長会見などを控えており、全般的に模様眺めムードが広がっている。ロンドン序盤は米債利回りの上昇とともにドル買いが先行。ドル円は153円台前半から153円台後半へと買い戻された。ユーロドルは1.05台乗せから1.04台後半へと下押し。ポンドドルはロンドン早朝に発表された英消費者物価指数でコア前年比とサービスCPI前年比が予想を若干下回ったことで1.27台前半から1.26台後半へと下落した。しかし、いずれも動きも続かずドル円は153円台後半での揉み合い、ユーロドルは1.04台後半、ポンドドルは1.27台を回復とレンジ取引にとどまっている。ユーロ圏消費者物価指数確報値は予想外に小幅の下方改定となったがユーロ相場は反応薄だった。英製造業受注指数は大幅に悪化も、販売価格指数の上昇でポンドはやや買いの反応を示していた。

 ドル円は153円台後半での取引。東京午前の153.79近辺を高値に、ロンドン朝方には153.34近辺まで一時下落。しかし、その後は米債利回りの上昇とともに153円台後半へと買い戻されている。欧州株や米株先物・時間外取引はプラス圏で取引されており、クロス円の反発とともに円売りの面も指摘される。

 ユーロドルは1.04台後半での取引。ロンドン朝方の1.0513近辺を高値に、その後一時1.0488近辺まで下落するレンジ相場となっている。ユーロ円は東京午前の160.92から161.48レンジを踏襲して、現在も売買が交錯している。対ポンドでは東京市場でユーロ買いも、ロンドン市場では売り戻されている。ユーロ圏消費者物価確報などへの反応は鈍く、全般に米FOMC待ちのムードが広がっている。

 ポンドドルは1.27台前半での取引。1.2723近辺を高値に、一時1.2680近辺まで下落も、すぐに1.27台へと戻している。英消費者物価指数で前年比は+2.6%と予想通りだったが、コア前年比+3.5%、サービスCPI前年比+5.0%といずれも予想を若干下回ったことでポンド売り反応を広げる場面があった。ポンド円は東京午前の195.48近辺を高値に、ロンドン序盤には194.71近辺まで安値を広げた。しかし、売りは続かず195円台前半に買い戻されている。ユーロポンドも0.8251から0.8278レンジで上に往って来いと方向性に欠ける値動き。

minkabu PRESS編集部 松木秀明 

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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