【本日の見通し】ドル円は下方向にややリスクも、方向性探る展開
【本日の見通し】ドル円は下方向にややリスクも、方向性探る展開
昨日の海外市場でドル円は一時142円台を付けた。23時に発表された注目の米指標(ISM製造業、JOLTS)は、JOLTSが予想を超える好結果も、ISM製造業は雇用の弱さもあって予想を下回り、好悪入り混じった。発表前後で142円台を付けたがすぐに反発するなど一方向の反応にならず。
その後は少し戻したが、イランがイスラエルにミサイル攻撃を行ったことで、中東情勢への警戒感が強まっており、上値を抑えている。
中東情勢激化警戒もあって、下方向のリスクがやや意識されるが、大きな方向性にはなりにくいか。ドル円は143円台を中心とした推移になりそう。
ユーロドルは一時1.1040台までユーロ売りが進んだ。ユーロ圏消費者物価指数の弱さが意識されている。10月の追加利下げ期待が広がっており、上値を抑える展開。
ユーロ円は161円近くから158円台前半まで売りが出た。リスク警戒もあって、上値の重い展開が続きそう。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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