パウエル議長の発言でややドル買いの反応 ドル円は143円台半ばに上昇=NY為替
先ほどからパウエルFRB議長の本日の講演の事前原稿が伝わり「2%のインフレ目標達成に労働市場のさらなる軟化は必要なく、インフレと雇用は概ね均衡している」との認識を示した。政策についても時間をかけて中立へ移行する意向も示している。
市場が期待している大幅利下げへの言及はなく、ドルはやや買いの反応を見せている。ドル円は143円台半ばに上昇。
・2%のインフレ達成には労働市場のさらなる軟化は必要ない。
・インフレと雇用の目標はおおむね均衡。
・経済情勢がさらなるディスインフレのテーブルを設定
・政策は時間をかけて中立スタンスへ移行。
・既定路線はなく、決定は会合ごとに下される。
・労働市場は過去1年で落ち着き、依然堅調。
・経済は堅調だが、この状態を維持するために手段を講じる。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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