豪州8月消費者物価指数+2.7%、21年以来となる3%台割れ 中銀目標範囲に戻る
豪州8月消費者物価指数+2.7%、21年以来となる3%台割れ 中銀目標範囲に戻る
豪州8月の消費者物価指数(月次ベース)は+2.7%と、2021年以来初めて3.0%台を割り込んだ。豪中銀の目標範囲である2%-3%に戻った。ガソリン価格の下落や電気料金補助制度がインフレ低下の主な要因。トリム平均は2カ月連続で4.0%台割れ。
豪中銀はきのう政策金利を据え置いたが、ブロック総裁が「データ次第ではどちらの(利上げ利下げ)方向にも対応する用意がある」と述べた。市場はこれを「ハト派」的と受け止めたこともあり、8月の月次CPIを受け年内の利下げ期待がやや高まった。次回会合は11月5日。
執筆者 : MINKABU PRESS
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