ドル円は午後に142円半ばまで押し戻される=東京為替概況
ドル円は午後に142円半ばまで押し戻される=東京為替概況
東京午後のドル円は142円台半ばまで押し戻されている。ドル円は、前日のNY市場でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が利下げを急がない姿勢を示してドル高となった流れを引き継ぎ、前日終値と比べて1.5円以上のドル高円安水準となる143.95付近まで水準を切り上げた。米10年債利回りが一時3.73%台まで上昇したことや、日経平均が一時1000円超の大幅高となったこともドル買い円売りを支えた。しかし、144円台手前では上値を抑えられ、午後に入ってきょうの高値から1円以上押し戻されるなど、荒い値動きとなった。
ユーロドルは下に往って来い。午前のドル高局面で一時1.1069付近まで下落したが、その後は午前の下げを帳消しにして、1.1134付近まで強含んだ。
クロス円はドル円同様に伸び悩んでいる。ユーロ円は午前に一時159.42付近まで、ポンド円は一時189.42付近まで上昇し、ともに6日以来およそ2週間ぶりの
高値を更新した。午後は上げが一服している。
日本時間午後8時には英中銀(BOE)政策金利が発表される予定となっており、注目が集まっている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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