ポンドドル一時1.3221レベル、英米中銀への思惑で買われる=ロンドン為替
ポンドドル一時1.3221レベル、英米中銀への思惑で買われる=ロンドン為替
ロンドン午前の取引では、ポンドの強さが目立っている。ポンドドルは1.3150台を安値に、足元では1.3221レベルまで高値を伸ばしてきている。ポンド円は東京市場で187円台前半から185円台後半へと下押しされたあと、流れが反転している。足元では187円台前半に戻しており、下に往って来いとなっている。ユーロ対ポンドでもポンド買いが優勢。
今週はこのあとに米FOMC、あすには英中銀が金融政策を発表する。米FOMCについては4年超ぶりに利下げを開始することが市場に完全に織り込まれている。一方で、英中銀はきょうの英インフレ指標の粘着性が示されたこともあり、今回は利下げが見送られるとの見方が優勢になっている。直近で利下げを行ったECBとの差異も意識されているようだ。
GBP/USD 1.3220 GBP/JPY 187.32 EUR/GBP 0.8425

執筆者 : MINKABU PRESS
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